国を治むるの道は寛猛中を得るに在り|宋名臣言行録 呂蒙正|
第三章 社会を考える
国を治むるの道は寛猛中を得るに在り
ー治国之道在乎寛猛得中ー 宋名臣言行録 呂蒙正(宋史紀事本末卷十七)
(宋名臣言行録:二十四巻。前集十巻、後集十四巻は南宋の朱熹の撰。続集八巻、別集二十六巻、外集十七巻は李幼武の補。宋代名臣の言行を集めたもの。)
{書き下し文}
国を治むるの道は
寛猛中を得るに在り。
寛なれば政令成らず、
猛なれば民、手足を措くなし。