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しゃくじつ


おごりちょうずべからず、よくほしいままにすべからず。 

 

ー敖不可長、欲不可従ー    礼記 曲礼上
(礼記:四十四篇。周末秦漢時代の礼に関する理論及び実際を記録編集したもの。
前漢の戴聖によって伝えられた。「小戴礼」又は「戴記」といわれる。五経の一つ)

 

{原文}
敖不可長、欲不可従。
志不可満、楽不可極。

 

{書き下し文}
おごりちょうずべからず、 よくほしいままにすべからず。
こころざしたしむべからず、 楽しみはきわむべからず。


 

{意解}
すべて物事には「程々に」がよい。
おごりをつのらせてはいけない。

欲望よくぼうおぼれてしまってはいけない。
こころざしは完全に満たされることを求めてはいけない。

歓楽かんらくは限りを尽くしてはいけない。

ごうよくらく
――いずれにおいても,限度を設け,

とどまることを知ることが大切であるというのである。

ごう」とは、傲慢ごうまんである。

自分の能力や地位を鼻にかけて人を見下すことだ。
まずそういう気持ちがあり、それがおのずから表情や態度に表れる、
これが「おごり」にほかならない。  

これと似たものに、「ほこり」がある。

自尊心、プライドだ。 こちらのほうは、人間としてあったほうが良い。
しかし、それがいびつな形をとって発現すると「敖」になってしまう。  
誰でも気を許すと、むくむくと「敖」が頭をもたげてくる。
そうならないためには、
普段から注意して押さえつけておかなければならない。


よく」についても同じことが言える。

人間に欲望があることによって社会は進歩してきた。
そういう意味では、むしろ積極的に評価されなければならない。
だが、無制限な欲望の追求は、はた迷惑である。

こちらの幸せが相手に不幸をもたらすようでは、幸せも長続きしない。

節度を保たないと、身をあやまることになりかねない。

「楽不可極:楽しみは極むべからず」においては、
言葉の散歩道129 を御参照ください。

 

*「中国古典一日一言」守屋洋(著)をもとに、
自分なりに追記や解釈して掲載しています。

 

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沈琳 二胡 女人花

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