国を治むるはなお樹を裁うるが如し|中国古典 名言に学ぶ

国を治むるはなお樹を裁うるが如し50,96

国を治むるはなお樹を裁うるが如し50,96

第八章

くにおさむるはなおうるがごと

ー治国猶如裁樹ー  貞観政要
貞観政要じょうかんせいよう:十巻。唐の呉兢の著。
唐の太宗と重臣とが政治に関して論じたものを、四十門に分けて類編した書】

原文:
治国猶如裁樹

書き下し文:
くにおさむるはなおうるがごと

国を治むるはなお樹を裁うるが如し50,96

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意解:

名君の誉れ高い唐の太宗が語った言葉である。では、国を治める道がなぜ「樹を栽うるが如し」なのか。太宗は、その理由をこう語っている。「本根揺ほんこんうごかざれば、すなわち枝葉茂栄もえいす。君よく清浄ならば、百姓ひゃくせいなんぞ安楽ならざるおえんや」

木というのは、根や幹さえしっかりしていれば、枝葉は自然に繁茂する。それと同じように、上に立つ君主がつつしめば、人民の生活も自ずから安定するはずだ。というのである。

太宗の語っていることを、企業経営にたとえれば、つぎの二つの意味を汲み取ることができよう。

一、経営方針を確立し、経営基盤を固めること
一、トップが身勝手な言動を慎み、率先精励そつせんせいれいすること

この二つの原則を踏み外さなければ、明るい展望が開けてくるのだという。

三国志 先主伝注 諸葛亮集にも「これ賢これ徳、よく人を服す」とあり、劉備が次のように述べている。「小さな悪だからといって、けっしておこなってはならぬ、小さな善だからといって、けっしておこたってはならぬ。けんとく、この二字が人を動かすのである。(これ賢これ徳、よく人を服すなんじの父は徳に欠けていた。この父にならってはならぬ」劉備は謙虚けんきょ信頼しんらいをもって部下に接していた。それなのに、「わたしは徳に欠けていた」と反省しているところが、いかにも劉備の謙虚さと優れた人格を感じとれる。

率先精励そつせんせいれい:率先してつとめ励むこと

*参考資料:「中国古典一日一言」守屋洋(著)をもとに、
自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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大なり小なり、決断(選択)をしている
その折々に思い出し、
より善い選択(決断)ができるように
貴方も私も 在りたいですね。

ナオン について

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