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疑謀ぎぼうすなかれ

 

ー疑謀勿成ー    書経 大禹謨
(書経:二十巻。「尚書」のこと。五経の一つ。堯、舜の伝説時代から夏、
殷を経て、周代に至る間の政治に関する記録。初めは単に「書」といったが、
宋代になって「書経」と呼ばれるようになった。)

 

{原文}
任賢勿貳、
去邪勿疑、
疑謀勿成。

 

{書き下し文}
けんにんずるにするかれ。
じゃを去りて疑うかれ。
疑謀ぎぼうかれ。

する:うらぎる
 


 

{意解}
賢者を任用しながら、他の雑音ざつおんまどってはいけない。
邪悪じゃあくな人をしりぞける場合には、疑うことなく断乎だんことして実行し、
ためらってはいけない。

計画に少しでも疑問があるならば実行してはならない。
と訳せる。

 この人ならと、一度決めてその部署を任せたならば、迷ってはいけない。
群雄割拠ぐんゆうかっきょの戦国時代にいては、国の存亡に直結することがほとんどだろう。

善くないと判断したら、躊躇ためらわず実行する。
 そして、計画に少しでも疑問、不安があるならば、
疑問点を解明し、不安を取り除き、
万全であると見極めてから実行に移せといっている。
疑思問:疑わしきはうを思い

 客観的にみれば、当たり前と思われる。が
時としてこの事が忘れられているようである。
時に迫られて見切り発車すること等がよい例だ、
「事上に合わせて対処する」では善い結果を生むことは難しいだろう。

焦らないことである。疑問や不安を抱えての行動よりも、
時をずらしてでも、疑問、不安を取り除いてからの方が、
勝率、成功率が上がるというものである。

 

*「中国古典一日一言」守屋洋(著)をもとに、
自分なりに追記や解釈して掲載しています。

 

私たちは、日々、何をするにしても
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その折々に思い出し、
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沈琳 二胡 女人花

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